よみもの

2022/01/05
地下水は何年前の雨水が浸透したものか?
水は地球上を循環しています。

地表・海面などから蒸発し、
上昇気流に乗って上空で冷やされ水滴になります。
これが雲です。

水滴が大きくなり、上昇気流で支えられなくなると
雨や雪として地上に戻ってきます。




地表でまた水蒸気になりまた雲になる水もあれば、
地面に深く浸透して地下水になる水もあります。

【美玉の水】もこうして地中深く浸み込んだ地下水です。
なんと地下600mの深さから汲み上げています。




ではいったい地下水はどのくらいの年月(月日)をかけて
浸み込んだものなのでしょう?

そして【美玉の水】は何年前の雨水なのでしょう…?

答えは「わかりません」

ここまで話を進めておいてすみません。
確かめる方法はいくつかあります。

1.水温を観測する方法
  明らかに温度が違う温度の水をしみ込ませ、
  地下水の温度が変化するまでの時間を計る方法です。
  しかしこれは浸透の期間が短い場合にのみ有効です。
  なぜなら長期間かかる場合は温度変化が表れないからです。
  よって地下600mの美玉の水では無理でしょう。

2.トリチウム測定法
  放射性物質トリチウムを計測する方法です。
  トリチウムは約13年で半減し、26年で1/4になります。
  よってトリチウムを測定すれば何年前の雨水かおよそわかります。
  地下600mの美玉の水には有効かもしれませんね。

ちなみに世界の地下水の平均年齢は600歳だそうです。
いったい【美玉の水】は何年かかって地下600mまで
浸透しているのでしょう…。




何年もかかって磨かれながら浸透しているのかもしれません。
想像をめぐらせながら 味わいたいと思います。



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