よみもの

2022/07/01
食中毒は家庭でも起きている!
暑い季節、熱中症だけでなく
食中毒にも気を付けましょう。




飲食店で起きているイメージが強いかもしれませんが、
ニュースになりやすいからでしょう。

しかしニュースにならないだけで、
実は家庭でも多く起きています。


食中毒予防の3原則
 付けない
 増やさない
 やっつける


食べ物に細菌やウイルスが
付き、増え、体内に入ることで食中毒が発生します。


普段から次のことを習慣化しましょう。
・食材を買ったら保冷剤と保冷バッグを使用し持ち帰る
・帰ったらすぐに冷蔵庫・冷凍庫に入れる
・手をよく洗う
・調理器具をよく洗い殺菌する
・食べ物に良く火を通す
・料理は早めに食べる
・残った料理はすぐに冷蔵・冷凍

  



食中毒の原因菌・ウイルスの特徴


O157(腸管出血性大腸菌)
・生肉に付いている可能性
・75℃、1分以上の加熱で死滅する
・若齢者・高齢者は重症化する危険



カンピロバクター
・鶏・豚・牛の腸内に生息
・潜伏期間1〜7日
・75℃、1分以上加熱で死滅する
・とり肉から感染することが多い
・ギランバレー症候群という重い後遺症を発症することがある




ウェルシュ菌
・土・水・動物の腸内に生息
・潜伏期間6〜18時間
・煮込み料理の常温保管で発生
・嫌気性(空気を嫌う)
・100℃6時間にも耐える



黄色ブドウ球菌
・人・動物の傷口や皮膚に生息
・潜伏期間30分〜6時間
・健康な人の20〜30%が保菌
・おにぎり・サンドイッチを作るときに手や器具の消毒を徹底する


サルモネラ菌
・人や家畜の腸内、河川や下水に生息
・潜伏期間6〜72時間
・期限を過ぎた生卵は75℃1分以上の加熱
・感染した人が調理し、移ることも多い


腸炎ビブリオ
・魚介類に生息
・4℃以下なら繁殖しない
・水中では生息できない
・4℃以下に保ち、水洗いすると良い


セレウス菌
・河川・土・穀物などに生息
・潜伏期間30分〜16時間
・90℃60分の加熱に耐える
・チャーハン・スパゲティ・焼きそばなどで発生
・一度繁殖すると死滅させるのが難しい菌なので食べきれる量を作ること




最後の砦(とりで)は免疫力!




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