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2021/04/16
田植えの苗ってどうやって作るの?
もうすぐ田植えですね!
茂木町ではGW頃の田植えが多いですが、早い農家さんは田植えを始めています。
さて、田植えをする苗を どのように作るかご存知でしょうか…?
まず必要なのは
「種もみ」
です。
種もみは農家さんが購入します。
昨年収穫したものを取っておくこともでき、それを「自種」といいます。
しかし、ほとんど購入します。
購入した種もみは多品種との交配の心配もありませんし、収量も多いのです。
浸種(しんしゅ)
種もみを数日間、水に浸します。
水を吸った種もみは発芽の準備を始めます。
バケツや桶に浸す農家さんもいますし、温度管理ができる専用の機械を使う場合もあります。
専用の機
械では水を循環させて酸素を供給したり、温度を一定に保った浸種ができ、種もみにとってより良い環境になります。
芽出し
充分に水を吸った種もみの温度を上げると 発芽のスイッチが入ります。
温度は約30〜32℃。半日から1日くらいで芽が出ます。
播種(はしゅ)
いよいよ種まきです。
60cm×30cmの専用の育苗箱(いくびょうばこ)に専用の土を入れ、専用の機械で種を蒔き、土をかぶせます。
育苗(いくびょう)
ビニールハウスの中で、適度な水やりと温度管理をしながら苗を育てます。
特に土から芽が出るころが温度管理に気をつかう時期です。
こうして3〜4週間かけて苗を育てて、ようやく田植えとなります。
苗作りだけでも多くの手間がかかっています。
失敗できないので、とても気をつかいます。
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