よみもの

2019/08/24
ハトムギの花が咲いています。
美肌効果やイボ取りなど、最近とくに注目されているハトムギ。
はとむぎ茶飲んでます、ハトムギ化粧水を使ってます、という方も多いことと思います。

でもハトムギの花を見たことがある方は少ないのではないでしょうか。

私達はハトムギの栽培指導もしており、ハトムギ畑には年に何回も行くので見慣れていますが、それでもちょっと変わった花だなぁと思います。

これがハトムギの花です。




おもしろい形ですね。
元の方の壺状のところが実になるのかなぁ、くらいしかわかりませんよね。

図解しましょう。




赤く2本ヒョロっと出てるのがめしべ。
緑の房状にゾロっと垂れ下がっているのがおしべです。

真ん中の「種子の胚と胚乳になる部分」が、いわゆるヨクイニンになる部分です。

普通によく見る花とは全然構造が違いますね。
基本的にイネ科植物の花は地味です。

ちなみにハトムギはイネ科ジュズダマ属に分類されます。

 「ハト麦」と書く人もいますが、実は麦ではなく、トウモロコシに近いです。

現在の茂木町のハトムギのようすです。




ちょっとトウモロコシに似てますね。

今、茂木町のハトムギは次から次へと花が咲き、おしべから出た花粉がめしべに受粉し、子房の中に葉っぱが光合成で作った栄養をため込んでいるところです。

花は次々と1ヵ月くらい続けて咲きます。

収穫は11月上旬を予定しています。

ろはすっぺ 茂木町のハトムギのお店
http://www.lohasuppe.com/shopbrand/hatomugi/