よみもの

2019/07/27
コールドブリュー(水出しコーヒー)とアイスコーヒーの違い
暑くなってきましたね。
冷たいコーヒーが美味しい季節です。

冷たいコーヒーには、「アイスコーヒー」と「コールドブリューコーヒー」があります。
最近、カフェでコールドブリューコーヒーを目にすることが多くなりました。 普通のアイスコーヒーとは何が違うのでしょうか?


「アイスコーヒー」は、挽いたコーヒー豆に熱い湯を注いで抽出したコーヒーを氷で冷やしたものです。
氷で急激に冷やすことで香りを閉じ込めます。

まず、カップにたっぷりの氷を入れます。
その上に直接器具をセットし、中挽きのコーヒー豆を20g入れ、90℃くらいの湯を まんべんなく注ぎます。
15〜20秒蒸らしたらゆっくりと弧を描くように湯を注いで、カップの8分目になったら器具を外して完成です。

ホットで飲むコーヒーよりも、深煎りの苦いコーヒー豆を使うと美味しいアイスコーヒーになります。 なぜ、深煎りの苦いコーヒーを濃く淹れるのかというと、氷で冷やすので溶けて薄まることを見越しているのです。

それだけではありません。人間は冷たい飲み物を飲むとき味覚が少々鈍くなるのです。だから濃いめに淹れておくことで、冷たくして飲んでも満足感が得られるという仕組みです。ホットコーヒーをそのまま冷やすと物足りなく感じますね。


「コールドブリューコーヒー」は「水出しコーヒー」のことです。

コーヒー豆70〜80gを挽き、水1Lに入れ、冷蔵庫に約12時間置けば完成です。
最近はコールドブリューコーヒー専用の容器も売っていて、それを使えばコーヒーの粉を濾しとる必要がありません。お茶パックを使えば普段麦茶を作っている容器でもいいですね。
コーヒー豆の量はお好みで調節してください。

コールドブリューコーヒーの味の特徴は「まろやか」であること。
暑いお湯で抽出する普通のアイスコーヒーは、雑味も一緒に抽出してしまいやすく、刺激的な味になります。
もちろん、そのガツンとくる強い味が好きな人もいます。

でも、いつものアイスコーヒーが好きな方も、ぜひコールドブリューコーヒーを飲んでいただきたいと思います。まったく違うその味に驚くことでしょう。


ところで、実はアイスコーヒーもコールドブリューコーヒーも日本が発祥だということを知ってますか?

欧米では冷たいコーヒーを飲む文化がなかったのです。
その要因の一つに「水が美味しくない」「生水が飲めない」ということがあります。
アイスコーヒーもコールドブリューコーヒーも、水が美味しく安全な日本だからできた飲み物なのです。

コーヒー本来の味を楽しめるコールドブリューコーヒーは、お湯で淹れるアイスコーヒー以上に水の差が出ます。
超軟水の「美玉の水」を使えば、驚くほど美味しいコールドブリューコーヒーができます。まろやかで、体にしみわたる美味しさを堪能できます。

ろはすっぺ 美玉の水のお店

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